愛知と世界を繋ぐ玄関口、中部国際空港セントレアの開港20周年を記念して・・・
なんと空港の到着ロビーに本物の使い終わった木桶を飾っちゃおうプロジェクトが始動しました!
スタートは半年前、地元の国際展示場に木桶を運んであるイベントで3日間飾ったのを見たセントレアの担当者さんから声をかけていただいたのが始まりです。
「空港でも木桶って飾れます?」
「地元の食文化を海外の方含めて知って感じていただくためシンボル的に置けないです?」
*中部国際空港株式会社提供
そこから色々確認を進めながら、共同プロジェクトが決定してついに今月の設置に向けて準備を進めています。
今回の最難関ミッションは「空港内に設置」「離発着の無い夜中の作業で時間は1晩のみ」というところです。
外や展示会場(あいち万博など)木桶をそのまま持っていって設置するのは過去に経験があったのですが、エレベーターなど運ぶのに大きさの制限がある建物内設置は初めての挑戦です。
諸々をクリアするため、一度解体して現地で組み直すという流れでトライすることなりました。
私たちだけでは出来ないので地元の大工さんとプロジェクトチームを作って解体など諸々準備をします。
昔ながらの木桶は釘などを使わない、とても特殊な作りで基本的に一度壊したり、壊れたものは再度使えないので基本です。
そんな中、再度組み立てるを最終ゴールに大事に丁寧にバラしたり、意図的にパーツとして残したりしながら解体?分解?をしていきます。
東京で大工さんとエントランスに再活用した経験がありましたが、今回は愛知の大工さんとのコラボなのでその経験を伝えながら進めますが職人さん的にも初めての経験+木桶の特殊性もあり、都度ミーティングをしながら進ます。
無事、解体も完了しあとは当日失敗の出来ない現地組み立てに向けてイメトレと実際の動きの練習をこれから進めます。
なんとか無事に組み立てまで成功させて、セントレアにかっこいい木桶を出現させます!