シェイパーの高森さんに相談して、今回の製作過程を記録として残すために作業毎に画像をいただいたので、それを活用しながら記録として製作過程を残していきます。
*一番スタートの木桶の解体風景はこちら
徳島に送って届いた時に木桶材の雰囲気はこんな感じ!ここから始まります!
DAY1-削り
最初の工程は、一枚の板材にするため削ってそれぞれの板を調整します。
途中横板同士を繋いでいた木釘や謎の文字「・・イクサノトキニ用フルモ・・」なども見つかり木桶の歴史を感じたとの事です。
DAY2-反り、ねじれ、厚みの調整
木桶として使用していると経年変化で反ったり、ねじれたりするのでそのバランスを見ながら製材していきます。
また厚みも少しずつ違うので均一に整えて最後に接ぎ合せます。
削ったり手を入れるとほのかに味噌や醤油が香るみたいで工房に発酵臭がw
DAY3-ブランクス製造
繋ぎ合わせた木桶材をサーフボードに必要なロッカーなどを考えブランクスを作っていきます。
今回は木桶として使った結果染みついた反りをロッカーとしとそのまま生かす形で進めます。
DAY4-アウトラインの完成
ブランクスが完成したらアウトラインに沿って板を切っていきます。
ここで少しサーフボード感が少し出てきてます。
DAY5-シェイプ(レール)
ここからはサーフボードにとって重要なレール・エッジを作っていきます。
サーフボードのルーツ、アライアに秘められたサーフボード作りの原点の部分です。
DAY6-シェイプ(ボトム)
また波を乗るという事にとって重要なボトムデザインは、高森さんと打ち合わせた結果、シングルコンケーブ、チャンネルをセッティングします。
DAY7-下地、塗装
最後は仕上げのサンディングを#150,240,320の順にあててウレタンのシーラーを2,3回塗り、下地を作って、再度中塗りサンディング塗装をして艶消しを上塗りしていきます。
ここから天気と相談しながら、丁寧に乾かしながら最後の作業を進め製作を開始して約1か月、ついに完成!!
次回はついにサーフボードの引き取りに徳島・高知への弾丸トリップ編です!