先日、直売店でも料理酒や熟成本みりんを販売させていただいている岐阜県の白扇酒造さんに勉強のためお邪魔させてもらいました。
白扇さんとは東京農業大学の名誉教授である小泉さんとの関係で先代から少し業界は違いますが日本の醸造を担うものとして仲良く、懇意にさせていただいてます。
改めて当たり前のように料理に使っているみりんの世界を見せてもらいましたが、同じ醸造といっても違う部分も多く刺激がいっぱいです。
『ふね』(もろみなどを絞る設備)を見せてもらったり、熟成前の搾りたてのみりんを味見したり。
ただその中でも
『熟成』という概念に対する時間のかけ方
『職人』の手作業や力仕事に対する想いや丁寧さは似ている部分も非常に感じます。
この先、醸造文化がどういった形で日本に残っていくか、残せるか今がとても大事なタイミングです。
桝塚味噌も白扇酒造もそうだと思いますが、いい形で次の世代に引き継げるようにする事が今の時代に生まれた私の大きな使命だと感じます。
めちゃくちゃ丁寧にお話しや見学をしてくれた白扇の社長に感謝で一杯です!
いただいた熟成前のみりんは、私たちの蔵で大事に育てます。
白扇酒造
住所:岐阜県加茂郡川辺町中川辺28
営業時間:9:00~17:30
HP:https://www.hakusenshuzou.jp/