参加頂いたみなさん、ありがとうございました!
お席の関係で今回参加できなかった方はすいません、是非次回ご参加くださーい!
今回はやってきた中で感じていた、伝える相手によって言葉の選び方はもちろん、全体の流れや体験してもらう事も違う方がいいなという事で、手前みそワークショップをAMは「親子向け」、PMは「大人限定」という2パターンで開催しました。
午前の部は「親子向け」という事で、とにかく子供たちに「触る」「食べる」「嗅ぐ」など、できる限り言葉は必要最低限に五感全部を使って、大豆や味噌などに触れてもらいました。
大豆潰しの作業では、普段みなさんには手で潰してもらってますが、気にならなければ足で潰してもいいですよー言った瞬間に、子供はすぐ大豆の上に乗って行進を始めました。さすがおもしろそうな事への反応は早い!
また「親子向け」だからこその親と子の共同作業で味噌仕込みもができるのもやっぱいいなーと思います。「一緒に仕込んだ手前味噌を一緒の食卓で食べる」もう最高の響きです!お父さんにとっても娘が作った味噌の味噌汁は、世界一の味噌汁になっちゃうこと間違いない笑
午後の部は「大人限定」という事で、5感に加え頭も少し使って、知れば味噌選びが楽しくなる味噌のちょっと深い世界感を知ってもらったりや日本の地域ごとの味噌の食べ比べで自分の好きな味噌を見つける味噌テイスティングなどを楽しんでもらいました。
味噌テイスティングの中に実家「桝塚味噌」の豆みそをコソッと入れてるんですが、お湯に溶かして飲んで一番美味しかった味噌で8割ぐらいの人が桝塚味噌を一番美味しかった味噌で手を挙げてくれました。
「今まで食べた豆みそとか八丁みそは苦手だったけど、これは全然違う、美味しい!」と言っていただけるのは、ヤラセなしにシンプルにうれしいです!
初めての方もいれば過去に味噌を仕込んだ事もある人もいて、過去の失敗からの質問だったり、少し専門的な疑問、初めてだからこその質問など色々興味を持って聞いてもらえるのは、私にとっても非常にいい経験になります。
当たり前だと思っていること、疑わず昔からやっていること、なんとなくやっていることを、「なんで?」と再度しっかり考えることは、伝統的なものだからこそ更に必要だし、それを追求していくと世界がもっと面白く見えてきます。
みなさんは、まだ味噌作りのスタートラインに立ったところです。
まだ味噌っぽいものがちゃんとした味噌になるまで、もう少し時間がかかります。
ぜひ自分だけの世界一の味噌に成るようにちゃんと見守っていきましょう!