日本酒の世界では醸造の責任者を「杜氏(とうじ)」と特別に呼びます。
味噌の世界では、同じように醸造の責任者を呼ぶ言葉は存在しません。
という訳で、なんか特別な呼称が欲しいと思い昨年から勝手に作っちゃいましたw
考えた事、そして決めた呼称は・・・
私たちは麹造りや仕込みなど人の手や技術をかける4日間と同じぐらい、味噌を熟成させる微生物や自然の世界・環境・時間を味噌屋として大切に考えています。
出来上がるまで99%の時間は蔵の木桶の中で過ごしています。
外から見せませんが私たちの大きな仕事として、そんな味噌が育つ蔵の環境を整える事は重要な仕事です。
そういった味噌造りへの想いを込め、桝塚味噌の杜氏的な言葉として
「蔵頭(くらがしら)」
と名付けました。
まだまだ浸透せず
彼は初代蔵頭の高橋です。
責任者になって3年ですが、元々は日本酒造りを学びその後に味噌蔵で味噌造りを学んだという少し変わった経歴を持ってます。
みそ蔵でのみその学校に参加された方は彼に蔵を案内してもらった方もいると思います。
その彼と話し外はもちろん、まだまだ社内でも浸透しきっていない蔵頭という言葉を少しでも知ってもらえると嬉しいなという事で今年から蔵頭・高橋の情報発信を桝塚味噌のHPでやっていく事になりました。
私たち桝塚味噌のみそのように優しい彼の発信をお楽しみに!
*オヤジギャグが豊富な高橋からの一言発酵ギャグもあります・・・何卒優しい目で・・・