みそやの日々

小学校中学年の課題図書「ライスボールとみそ蔵と」を読んで・・・

ライスボールとみそ蔵と

今年の第69回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(中学年)で味噌屋に生まれた子供が主人公の本「ライスボールとみそ蔵と」が選ばれました。

小学校の子供たちは学校給食で非常にお世話になっており、蔵にも課外授業でたくさんの子供たちが来るので、みそ蔵をテーマにした本が課題図書に選ばれて非常に嬉しいです!

という事で早速、私も本を買って読まさせていただきました。

ツイッターで上げたら作者の方からわざわざコメントいただいたの少しだけ感想を・・・
*ネタバレにならない程度に

主人公ジュンの出会いや経験を通した価値観・心情の変化は、みそ屋に生まれた自分が過去に味わってきた心の変化を追体験するようでした。
懐かしい気持ちと同時にどこか昔の自分を見ているようで少しむずむず・・・
ただ彼の心の変化っは、みそ屋に生まれて無くても「みそ」を他の身近なものに置き換えたら、子供たちの人生でもきっと起こる、起きて欲しい素敵な変化。
みんなにとっての「みそ・みそ蔵」は何だろうね?

選ばれるだけあって読みやすく、またみそ蔵やみその話しも散りばめられており、みそ屋としても文化や伝統的な意味合いでも取り上げていただき嬉しい内容でした。
ぜひ今年の夏は読んで感想文を皆さんも書いてみて下さい!

P.S 表紙の絵がめっちゃうちの蔵みたいでした。今年の夏休みはスペシャルイベントやろっかな~

ライスボールとみそ蔵と

「ライスボールとみそ蔵と」
作者:横田明子
絵:塚越文雄
出版社:絵本塾
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