アチャ、旅する味噌屋の野田です。
(アチャはインドで一番使った言葉!いいね・はい・相槌とかめちゃ汎用性高い言葉)
今回は色々な縁が重なり行った16年4月海外での初味噌仕込のインドツアーのレポートです!
~デリー~
デリーでは、インド国内で有機野菜などのデリバリーサービス”hasora"を起業された、Asuka Hattaさんが主催された「手作り味噌仕込みワークショップ」にゲストとして参加させてもらっちゃいました。
この日の為にワークショップのユニフォームである法被も日本から持参し、味噌仕込みワークショップに参加された方々の前で、味噌トークと日本から持参した味噌の食べ比べをさせて頂いちゃいました。
日本にいたら当たり前の日本の食や食品ですが、海外に住むと改めて日本の食を見直すきっかけになりますよね!
その他にも、
日本のパンを唯一作ってる”Iroha”さんのオーナーの柳さんにお会いしたり
自分の結婚式のプランナーをして下さった方の旦那さんに偶然会ってご飯を食べたり
縁が縁を呼ぶいい出会いがたくさんでした!
泊まる場所は、Airbnbで探したインド人の家に民泊させてもらいましたが、安いし全く問題ナシ!移動はUber使用すればめんどくさい交渉も無く、支払いもクレジットで便利でした。
”The インド的なカオスなオールドデリー”
~アラハバード~
デリーの次は、東に夜行列車で9時間、アラハバードのサム・ヒッキンボトム農工科学大学にあるAOAC(アラハバード有機農業組合)にお邪魔させて頂きました!
”あいがも農法で育てられている日本のお米”
こちらでは、現地の農民の方と一緒に有機栽培(まさかのあいがも農法)で日本のお米や味噌、醤油を作ったり、農村部の女性の方に健康的な生活の指導や縫製の技術指導による女性の地位向上と独立を支援をされていました。
その中で、今回のインド訪問の大きな目的の一つであった味噌造りの視察!
現地に行くまで、半信半疑でしたがここインドでしかもインド人が自家製の麹造りから味噌の発酵・熟成まで完全なるインド仕込みの本物の味噌を作っており、感動しっぱなし!
”インド産の本物の味噌”
一通りお話を聞いた後は、実際に働く人と作業を確認しながらここからは私ができる精一杯の熱血味噌造り教室を開催!!!
英語が分かる方を通訳に、作業される女性とコミュニケーションを取りながら配合、麹の扱い、発酵熟成の管理など短い時間でしたがアドバイスをさせていただきました。
「なぜその作業をするのか?」「なぜこう扱うのか?」単なる作業では無く、作業の意味を少しでも理解すると、必ず次に繋がるのでそこが少しでも伝わればなーと!
”熱血味噌教室inインド”
話をすると皆さんプライドを持って味噌造りをされているのが伝わってきて、ここインドで味噌造りの魂を感じれたのはうれしい限り!
数日では伝えきれないので、次回はもう少し時間を作ってまた来るしかない!!!
~バラナシ~
インド最後の町は聖地ガンジス川を見にアラハバードから更に東にあるバラナシに行っちゃいました。
実際に白い布に包まれた死体を焼いて供養してたり、スマホ片手に石炭が熱源のアイロンを使ってたり、日本では絶対に見れない光景の連続!!
まさかのサンディエゴの留学中に通った学校に時期は違えど同じく通ってたドイツ人2人組と出会い、そのまま意気投合から一緒に飯食べたり、夜のガンジス川を観光したり、たった1日でしたがインドの最終日を満喫!
”ガンジス川と日の出”
多くの方に出会い、多くの刺激を受け、いい事も悪い事もひっくるめて結局生きる人間の力強さを非常に感じた刺激あふれるインド旅でした。
次回はまた違った文化があるらしいインドの南部にぜひ行きたいです。
See you soon,インド!アチャ!