東京・愛知や海外など味噌の面白い世界に触れてもらえたらと始めた手作りみそ教室。
昔住んでお世話になった関西に今回初上陸してきました。
起業した関係で2年という短い期間しか住んでいませんでしたが、今でもやり取りする楽しい仲間も出来たり、仕事もそれまでと違う新しい事をやらせてもらい、多くの関西の温かい人に支えられた充実した2年だったなーと今でも懐かしく思います。
そんなお世話になった場所に違う形での再訪。少しでも恩返し!
今回このきっかけを作って頂いたのは、愛知で開催している「みその学校」にわざわざ兵庫から参加いただいた神谷さん。
ぜひ豆みその良さを関西にも伝えて下さいという想いで企画から当日の準備まで色々ご協力してもらって、本当に感謝でいっぱいです。
今回は午前・午後の2回開催だったので、お手伝いいただいたみなさんとお昼ご飯も抜いてやりきった1日でした。
いきなり豆みそを仕込むのではなく、まずはテイスティングなどをしながら味噌の世界やキホンを少しだけみんなで勉強。
みなさんと話しながら分かった事は、関西は比較的甘めな白みそが主流なのかなーという感じ。
京都の西京みその影響はもちろん、比較的甘めの味噌が食べられる四国や九州から関西に来ている人もいるのもあるなーと。
そして勉強の後はついに豆みそ仕込み!
皆さん豆みそを仕込むのは今日が初めて。
豆みそ独特の味噌玉製法の豆こうじにびっくりされてました。
見慣れた米こうじと比べたら、形・色・大きさなど間違いなく驚きますわ笑
まぁでも作業をしながら仕込んでいくといつのまにか、味噌みたいになってる。
大豆→豆こうじ→味噌みたいなもの(仕込み時)→味噌
この微生物や自然の力を利用した発酵と熟成の変化は、驚きの連続。
味噌になる前の豆こうじの味、仕込んだばかりの味、そして1年後出来上がった時の味、この変化を体験できるのは、手前みそ作りの特権。
豆みそのよさはもちろん、こういった発酵や熟成の変化を楽しんでもらえたらいいな。
今回ご縁を頂いて関西で豆みそを紹介する機会がありました。
慣れ親しんだ味噌の味が一番!なのは間違いないけど、実はあまり知られていないだけで全国に目を向けると色々な味噌があって、シーンや具材・調理用途によっては更に好みの味噌があるかもしれない。
そんな実は多様で個性溢れる味噌の世界に触れてもらえていたら最高。
愛知から車だと東京に行くより近い。またこの関西にきたいなー
日本も世界も味噌をテーマに行った事ない場所はたくさん。
次はどこに行こっかなー
*写真はお料理サロンを大阪で運営されている、miyukiさんから頂いたものです。ありがとうございます!