今年も昨年に引き続き、しもかわさんと北村さんに呼んでいただき大阪と京都で豆味噌を仕込む会を開催してきました。
会社員をしている時に2年住んだ関西エリア。
おもろい人や素敵な文化、たくさんの思い出溢れる場所にこうやって帰ってこれて幸せです。
そして去年は妻のお腹の中にいた娘、今年は一緒に来る事ができましたが1年という時間の変化をめちゃ感じます。
初日、大阪は菓子工房yamao船場店
初日の大阪会場は昨年に引き続き、船場にある菓子工房yamaoさんの店舗をお借りして開催。
今年、味噌の種類のお話しする時の小さなテーマは『赤だし』
愛知県でも県外でもけっこう売ってて、多くの人が聞いた事がある赤だしという言葉ですが、どんなお味噌を指すかは正しくは知られていません。
なので豆味噌をこれから仕込む皆さんには、せっかくなので正しい味噌知識を味見をしながら伝授です!
仕込みでは、皆さん味噌玉製法の豆麹を見て本当に味噌になるのか半信半疑でしたが、仕込みを進めていくと少しずつ味噌っぽく変わっていく様に驚かれていました。
内容とは関係無いけど昨年に引き続き親子で参加いただいた子供に再会できて嬉しかったなー!
こうやって年に1回味噌仕込みで再会できるって素敵だな。
2日目、雪降る古都・京都
2日目の京都は、雪が少し舞う中での味噌仕込み。
やっぱ京都って冬は冷えるんだなーと大阪から移動しながら感じました。
今回またいきなり嬉しいサプライズが会の冒頭にありました。
私「どんなお味噌使ってます?」
そして偶然目があった方にお答えをお願いしたら・・・
女性「桝塚味噌さんのとろみそです」
この京都で私達のお味噌を食べて下さっており、わざわざ仕込みの会まで参加していただいている方に出会えるなんてめちゃ嬉しいです。
しかも商品名までしっかりと笑
この後はアクセル全開で二時間半、京都の素敵な皆さんと豆味噌の勉強をしたり一緒に仕込んだり楽しい時間を過ごさせてもらいました。
昨年に引き続いて呼んでもらった大阪/京都ツアーですが、こうやって初めての方、いつもうちのお味噌を食べて下さっている方など様々な方々に、味噌の事や桝塚味噌のこだわりなどを味噌作りを通して直接お伝えできてホント素敵な機会だなと思います。
ネットなど情報が溢れ、欲しいものがなんでも買える世の中
でもこういった時代やタイミングだからこそ、昔ながらのコミュニケーションを通してお味噌を知ってもらったり、食べてもらう事の価値や意味を再確認しないといけないなと感じます。
味噌屋は味噌を仕込むまでが仕事じゃなく、商品となった味噌の価値をどう感じてもらうか、そしてそれをどう美味しく楽しく食べてもらうかなどまだまだ価値を届けれるポイントはたくさんあるなと感じます。
うん、とりあえず来年も大阪と京都に帰ってこれるように頑張ります!